梅田芸術劇場に、ウィーン版エリザベートを見に行きました。
……実は、舞台のエリザベートを見るのは初めてでした。
で、何がいいってオケがものすごく上手かった。←そこかよ!!!
ものすっごく弦楽器の音が良いですね!木管もめちゃ上手。金管
ときどき微妙でしたが、大劇場の外しまくり金管とは比べ物にならない。
楽曲自体も確かに素晴らしいんだけど、不協和音があんなに嫌味なく
効果的に響くのは、オケの底力の成せる技でしょう。


さて、舞台。とても良かったです。初めてでも楽しめました。
……まぁ、私は舞台でエリザベートを見るのは確かに初めてですが、
少女漫画オタクだから、森川久美さんの漫画とか、あと、私に
「ルドルフ皇太子」を決定的にインプリンティングしてくれた
加藤知子さんの「天上の愛 地上の恋」をしっかり読んでまして、
それなりには時代背景掴んでたわけですけど。
メインキャストの皆様もアンサンブルの皆様も、流石の力量で、
値段に合った舞台を見せていただきました。
個人的にはフランツの哀しさが何より心に響きました。←それもどうなの。
いや、エリザベートという人自体は、正直あんまり好きじゃないタイプなんですよね……。
そして、ルドルフが自分のイメージと(当たり前だけど)違っていたので、
観劇後、漫画喫茶に行って「天上の愛 地上の恋」を読み直しましたよ…。
そして自分の大好きだったルドルフを再確認しました。バカですね。


帰りの阪急京都線の電車が「エリザベート車両」になってたのも
個人的に嬉しかったです。(こちらは勿論、宝塚雪組版)
ウィーン版を見たことで、宝塚版を見るのがいっそう楽しみになりましたよ。